皆さん、こんにちは。Yamaです!首都圏も含めて、緊急事態宣言が解除されましたがいかがお過ごしでしょうか。僕は仕事が完全在宅なこともあり、あまり家族以外の人とリアルで会うこともなく、ひっそりと暮らしています。(笑)
僕は基本的にJALのマイル情報やお得情報を中心に紹介してきましたが、今回はANAについての記事になります。今回は2021年に新設されたANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジについて紹介します。
そもそもプレミアムステイタスとはなんぞや?というところや、通常の獲得条件、そして新設されたチャレンジについて、できる限りわかりやすく紹介していきます。
ANAプレミアムステイタスとは?
今回のチャレンジを紹介する前に、まずはANAプレミアムステイタスについて説明したいと思います。基本的にはJALのFLY ONステイタスと同等のものだと考えていただいて差し支えないかと思います。サービスの一例としては以下の通りです。なお、種類によってサービス内容は変わるのでご了承ください。
- プレミアムメンバー専用のサービスデスクが利用できる。
- ラウンジが利用できる。
- 国内線の先行予約と座席指定を優先的に利用できる。
- 優先チェックインカウンターを利用できる。
- 機内への優先搭乗が利用できる。
- 預け入れ荷物が優先的に受け取ることができる。
- フライトにボーナスマイルが付与される。
すべてを紹介するとかなり長くなるのでこのあたりでやめますが、かなりメリットがありそうだなあ。ということはお分かりいただけるかと思います。ANAとJALで細かい違いはあるかと思いますが、JALのFLY ONステイタスで体験したよかったところを紹介したいと思います!(ANAの体験談ではなくてごめんなさい!)
ラウンジが利用できる。
1つめはラウンジが利用できることです。
航空会社のラウンジは文字通り、航空会社のステイタス会員とファーストクラス利用客のみが利用でき、ほぼ誰でも利用できるカードラウンジに比べてサービスも充実しており利用客の質も高く、何よりも静かです。
アルコールを含めて飲み物は無料で、軽食も無料のことが多いです。カードラウンジはアルコールが有料なので嬉しいですね。
優先チェックインカウンターを利用できる。
2つめは優先チェックインカウンターを利用できることです。
優先チェックインカウンターは、利用客が多い繁忙期に真価を発揮します。ステイタスがない場合、荷物を預けるカウンターにできる長蛇の列に並ぶことになり、貴重な時間を奪われ、これからの旅行気分を害してしまう可能性もあります。
2019年のお盆休みの通常チェックインカウンターは1時間待ちでした。。。
サービスを受けることができれば長蛇の列に並ぶ必要がなく、繁忙期でも10分程度の時間で荷物を預けることができます。無駄に早く空港に行く必要も、ストレスが溜まる心配もありませんよね。旅行のクオリティもぐんと上がります!
預け入れ荷物を優先的に受け取ることができる。
3つめは預け入れた荷物を優先的に受け取ることができることです。
こちらは閑散期、繁忙期を問わず嬉しいサービスになります。チェックインカウンターで預け入れた荷物を受け取る際、タグのついた荷物が早めにでてきますよね。アレです(笑)。
このサービスを受けられないと、いつ出てくるかわからない荷物を待つことになり後続の予定に影響を与えることもありますよね。その心配が不要になります。
ここでは紹介しませんが、預け入れ荷物の上限も優遇されるので、旅先でお土産を買いすぎたときにも安心ですね!
フライトにボーナスマイルが付与される。
最後はフライトにボーナスマイルが付与されることです。
マイルは主にクレジットカード利用で貯めるのが主流になっていると思いますが、ステイタス保有者はフライト時にもらえるマイルとは別に、ボーナスマイルというものが付与されます。付与率は40%~130%と幅がかなりありますが、100%以上が付与されるプラチナとダイヤモンドでは通常マイルよりも多くのマイルを受け取ることができます。
また、国際線利用時に比較的安い航空券を予約した場合、マイル積算率が低いことが多いです。ただ、ステイタスを保有している場合は航空会社にもよりますが、ボーナスマイルの付与対象になることもあります。
現在は海外渡航が制限されているので、利用シーンは国内旅行に限られますが、ボーナスマイルが付与されるのは嬉しい特典です。
ANAプレミアムステイタスの獲得条件(通常の獲得条件)
次に通常の獲得条件を紹介します。
プレミアムステイタスは毎年1月~12月に獲得した搭乗時に付与されるプレミアムポイント数に応じて、翌年度から適用されることになっています。JALのFLY ONステイタスの獲得条件と構造は同じです。ANAは3種類のサービスが用意されています。
- ブロンズ :プレミアムポイントが30,000ポイント(ANAグループ利用:15,000ポイント)
- プラチナ :プレミアムポイントが50,000ポイント(ANAグループ利用:25,000ポイント)
- ダイヤモンド:プレミアムポイントが100,000ポイント(ANAグループ利用:50,000ポイント)
ANA公式ホームページより引用
各種ステイタスを獲得するためには、マイル積算対象航空券で飛行機に乗りまくる必要があります。(マイルを利用した特典航空券ではプレミアムポイントは積算されませんのでご注意ください。)
ちなみに2021年6月まで、積算率75%以上の運賃を対象にプレミアムポイントの2倍キャンペーンも実施しています。詳細はこちらをご確認ください。
2021年のANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジについて
そんななか、プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジというものが設定されました。
先ほども紹介しましたが、通常はマイル積算対象航空券を購入し、飛行機に搭乗することで獲得できるプレミアムポイントに応じて、翌年から適用される仕組みになっています。(サービスの利用開始時期はサービスごとで異なります。)
一方、このチャレンジは飛行機搭乗で得られる従来の条件だけではなく、飛行機に乗る方以外でも普段の買い物などを利用することでプレミアムステイタスを取得するチャンスを与えるよ、というキャンペーンになっています。
詳細に移る前に個人的な感想を述べさせていただくと、ANA側の狙いとしては航空業界が冷え込んでいることを鑑みて、航空ビジネス以外でのANAグループ全体のファンを新規獲得し、そして獲得したファンを逃がさないぞ!という意思が強く表れている気がします。(保険サービスなどもふくまれているので。)
あと、通常の修行費用よりも、今回のチャレンジで必要な費用が掛かるということです。このプレミアムステイタスは旅行手段が主に飛行機の方で、繁忙期の利用や海外旅行に行く方が取得したいものだと思っています。(かなりスコープは絞られているかと。)
そんな必要としている方が絞られているサービスに対して、「普段使いでも取得が可能なのかなあ。ファン層を広げるのかな。」と思って覗いてみたんですが、まったくそんなことはなくてかなり驚きました。(苦笑)
前置きが長くなりましたが、チャレンジについて紹介します。
ステイタスの種類と達成条件
まずは用意されているステイタスとそれぞれの達成条件について紹介します。
ANA公式ホームページより引用
上記のように、今回のチャレンジでは4種類のステイタスが用意されています。
通常と異なるところは「ダイヤモンドサービス + More」というダイヤモンドの上位サービスが用意されていることです。各種サービスについてはホームページを確認してください。また、各ステイタスに必要なプレミアムポイントが通常よりも少ないポイントで達成条件を満たす部分です。(その他条件はありますが。)
プレミアムステイタスの獲得については搭乗のみでポイントが付与されると説明済みなので、それ以外の達成条件について紹介していきます。
ANA関連の対象サービスを4サービス以上利用する。
プレミアムポイント以外に必要な条件のひとつめは「対象サービスを4サービス以上利用する」ことです。対象サービスは以下の通りです。
ANA公式ホームページより引用
獲得しやすいブロンズとダイヤモンドは4サービスと比較的少ないサービス利用でよいので、旅行手配をANAトラベラーズを利用し、機内販売をANAカードで決済し、空港売店のANA FESTAを利用することで4サービス利用となり、1度の旅行で条件達成をすることができます。
また、7つのサービス利用が必要な場合は旅行だけで達成することは現実的ではありません。個人的には返礼品をもらえて節税にもなるふるさと納税やネットショッピングのA-styleを利用し、ANAマイレージモールを経由して必要な商品を購入するのが理想的かなと思います。
あくまで日常生活でもステイタス獲得が目指せるというコンセプトなので、無理せず無駄なく達成できることを目指しています。
対象サービス利用についてはさほど高くないハードルかなと考えています。
ANAカード・ANA Payの決済額が400万円 or 600万円を超えること
ふたつめの条件はANAカードとANA Payの決済額が400万円 or 600万円を超えることです。これがこのチャレンジで一番厳しく、僕がプレミアムステイタスの獲得だけを目指すのであれば飛行機の搭乗でプレミアムポイントを獲得したほうが費用も安く済むと考えている理由です。
400万円にしろ600万円にしろ結構高額で、法人カードは積算対象外になることやANAカードからANA Payへのチャージが対象外になることから、必要なものやサービスを利用しただけではかなり難しい金額だと思っています。
また、ANAカードのみで決済する場合の注意点は複数枚の利用料金の合算はできないことと、ANAカードの家族会員がANA Payを利用した場合は本会員利用分に合算されないので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?紹介しておきながらではありますが、僕はこのチャレンジにはトライしません。(笑)理由は簡単で、従来の修行費用よりも高額だからです。また、ステイタスの獲得を目指すうえで、同じお金お使うのであればANAを利用して国内旅行をした方が個人的には好きです。プレミアムポイントを獲得したうえで、旅行先の経済活性化にも微力ながらも手助けできるのが個人的には好きです。
ただ、飛行機への搭乗機会が少ないけれど、年間のカード利用額が400万円以上の方で、実はANAステイタスを取得したいなあと考えている方は無理なく、無駄なく獲得できると思います。
ちなみにプラチナステイタスを取得した際には、スターフライヤー会員への入会資格もありますので2021年のANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジも選択肢のひとつとして、ぜひシミュレーションしてみてください!
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