分散投資にもおすすめ!SBI証券で購入できる金ETFを紹介します!

投資

皆さんこんにちは、Yamaです。

突然ですが皆さん、投資を含めた資産形成に興味関心はありますか?もしくは、「もうすでに取り組んでるよー。」という方も多いかもしれません。短期間で投資で稼ごうと思うとかなりのリスクをとる必要がありますが、僕は時間も味方につけて、低リスクで長期間での着実な資産形成を目標にしています。そのためには稼ぐことは当然必要ですが、トータルでの資産を減らさないことも重要になってきます。トータルで資産を減らさないために給料などを増やすことも必要ですが、分散投資をすることも重要になってきます。

僕は投資銘柄を検討したうえで、金をポートフォリオに入れています。この記事では、分散投資にもおすすめ!SBI証券で購入できる金ETFを紹介します。

SBI証券とETFについて

僕はSBI証券と楽天証券の2つの証券口座を持っていますが、主にSBI証券を利用しています。SBI証券の利用の仕方とETFについては以下の記事を覗いてみてください。ETFの紹介と定期買付の方法についても紹介しています。

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金ETFについて

僕が分散投資のためにポートフォリオに入れている金のETFですが、当然ながら株式や債券投資商品と異なる特徴があります。以下の特徴に分けて紹介していきます。

  • 投資商品としての金の特徴
  • 金ETFのメリットとデメリット
  • 金ETFがなぜ分散投資に向いているのか?
  • 投資金額の何割ぐらいを金ETFに割り振ることが良いのか

あまりなじみがないかもしれないので、できるだけ詳細に説明していきますね。

投資商品としての金の特徴

投資商品としての金については知らないことが多いと思いますが、金は昔からある現物資産であることが皆さんご存じですよね。最近注目されている投資商品のひとつですが、なんといっても大きな特徴のひとつは市場相場が下落傾向にある際に強い、有事の金であることです。

なぜ注目されているかは上記の通りですが、2020年2月あたりから「コロナ・ショック」で世界市場が下落傾向にあるなかで、金ETF製品であるSPDRゴールド・シェアは2020年は右肩上がりの株価がついています。このグラフからも金投資が注目されていることが読み取れると思います。

SBI証券ホームページより引用

金ETFのメリットとデメリット

ここからはメリットとデメリットに触れていきます。金ETFの売買は証券サイト上で簡単にできますし、手軽に投資を始めることができるので注目されています。メリット、デメリットの順に説明していきます。

金ETFのメリット

金ETFのメリットは2つです。それぞれ紹介していきます。

  1. 少額から金投資を始めることができる。
  2. 購入にかかる手数料が安く、保管料も不要である。
1.少額から金投資を始めることができる。

金と言えば高額なイメージがつきものですが、ネット証券で購入することができる金ETFは比較的安価で、簡単に始めることができます。安いものだと、1口6000円程度で購入することができます。商品は皆さん個々人で見定める必要があると思いますが、ハードルはさほど高くないことを認識していただければと思います。

2.購入にかかる手数料が安く、保管料も不要である。加えて盗難などのリスクもない。

購入にかかる手数料ですが、僕が購入している金ETFは82円でした。純金積立のサービスがある田中貴金属様のホームページを覗いてみたところ、現物購入にかかる手数料は5gでも4,400円のようです。安くはありませんよね。

田中貴金属ホームページより引用

また、現物を購入するということで金そのままを裸でおいておく方はほぼいないと思います。少なくとも金庫を購入し、保管する方が大半だと思います。そうなってくると金庫を購入する費用であったり、古くなると再度購入する必要も出てきます。金ETFであればそういった保管費用も掛かりません。

加えて、現品の購入となると当然ながら盗難リスクも伴います。手元にあった方が安心と考える方もいまだ多いかと思いますが、金ETFであれば他の株式商品と同じようにネット証券上での管理になるため盗難や紛失のリスクも当然ありません。リスクはない方がいいですよね。

金ETFのデメリット

ここからはデメリットを紹介します。こちらも2つあると個人的には考えています。

  1. 配当金はないと思っておくべき。
  2. 信託報酬が他のETFに比べて高い。
1.配当金はないと思っておくべき。

金ETFは金価格に連動する投資商品となっているので、他の高配当ETFのような商品に比べて原資の確保がかなり難しいことは容易に想像できるかと思います。僕自身も高配当株に興味がありますし、実際に投資銘柄としていくつか選定していますが、今回紹介している商品はあくまで分散投資のため、今回のような金融危機があったとしても被害を最小限に抑えるためのポートフォリオづくりの一環として活用しています。

もし配当金だけを目当てにするのであれば、金ETFは対象外になると思います。

2.信託報酬が他のETFに比べて高い。

信託報酬とは、投資信託を投資家に委託するための費用になります。投資に関しては信託報酬を含む手数料をできるだけ抑えることが着実に資産を増やすために重要なことです。そこで金ETFにかかる信託報酬がいくらかを他のETFと比較してみたいと思います。

  • SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(SPYD):0.07%
  • SPDRゴールド・シェア              :0.4%
  • NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信     :0.55%
  • 純金上場信託(現物国内保管型)           :0.44%
  • WisdomTree 金上場投資信託           :0.39%

1つ目の項目は高配当株でそれ以外の4つは金ETFの信託報酬になります。信託報酬の高さは一目瞭然ですよね。投資信託には信託報酬がつきものですが、この項目も銘柄選定する際に注目してみてくださいね。

金ETFがなぜ分散投資に向いているのか?

ここまでメリットやデメリットについて紹介してきましたが、ここではなぜ金ETFが分散投資に向いているかについても軽く説明していきます。

金は市場が不況時に強いことから、市場が荒れ模様のときに資産全体への影響を最低限に抑える、リスク分散の役割を期待しています。確かにリスク許容度が比較的高い方がリスク分散する必要があるかという意見もありますが、ここでは長期での資産形成を目的としているので許してください。(笑)

2019年中はアベノミクスの効果などで投資家に優しい経済状況でしたが、2019年の年末に新型コロナウイルスの影響で、経済市場がここまで大荒れになることを誰が予想したでしょうか。アベノミクスの影響で投資を始め、右肩上がりに成長してきた経済市場にリスク度外視でお金をつぎ込んで言った方はこの状況が非常にしんどいと思います。

いつ起こるかわからない経済不況に備えるのは馬鹿らしいという方もいらっしゃると思いますが、長い目での資産形成を目的にするのであれば個人的には備えておいた方が良いと思います。

投資金額の何割を金ETFに割り振ることが良いのか?

ここまで、なぜ分散投資に向いているかを説明してきましたが、最後に金額の何割を金ETFに割り振ればよいかの目安を紹介します。

先ほども紹介しましたが、金ETFはほとんど配当金をもらえません。長期での資産形成を目的とした場合は多額の資金を投入をするのは最善策とは言えないと個人的に思っています。かといって、投資金額の全額を高配当株に突っ込んでしまうと、経済危機の際に身動きが取れず首の回らない状態になる可能性も否定できません。すべてはバランスが重要と考えています。

いろいろ調べてみましたが、傾向としては2~10%ほどが良い気がします。僕も全体ポートフォリオの10%の金額を投資しています。当然、投資総額が多くなれば金ETFに対する金額も大きくなりますが、有事の際に身動きが取れるようにするためには必要な額だと思います。

余談ですが、年に1回はポートフォリオを見直すことをおすすめします。実はバランスが崩れていたり、株価の動きや配当金の増減等も含めて判断するタイミングが1年に1回はあってよいのではないかと考えています。

まとめ

分散投資にもおすすめ!SBI証券で購入できる金ETFを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。あまりなじみのない金ETFについて書いてきましたが、長期的な資産形成を含めた投資において大切なことはバランスよく分散投資をしていくことだと思っています。若かったり、資金的に余裕がある、いわゆるリスク許容度の高い人であればこんな分散投資など必要ないと思っているかもしれませんが、そういう投資の考え方があるよということを知っているだけでもいいと思いますので、頭の片隅にでもおいていてくださいね!

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